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Writers プロフィール

池田敏
アメリカTV・映画ライター。映画誌・TV誌に寄稿し、「これが面白い! 海外テレビドラマ ベスト・テン2011-2012」(キネマ旬報社)で監修・企画協力をつとめた。


5月28日(土)S2#12「堕ちた天使」“Years of Service”

12

前話のラストシーンの続き。ジャッキーが自分に黙ってオハラから教育資金の援助を受けていたと知ったケヴィンは激怒し、車を下りて歩きだした。そんなケヴィンに代わって車のハンドルを握ったジャッキーは娘2人に“パパは平気だって”と言い残すと、アクセルを踏み込んでケヴィンを置き去りにする。
その後、ケヴィンに電話で呼び出されたエディが彼をバイクに乗せ、家まで送ってくる。ジャッキーはケヴィンに涙ながらに、自分が産んだ娘たちが自分よりもケヴィンを慕っているのに嫉妬していること、自分が家庭を守りたくてカネを受け取ったことを明かし、“私なんてやめておけって言ったのに”というと、2人は何とか和解にこぎつける。
翌日、病院に出勤したジャッキーはオハラにMRI写真の件を“自分の病状を知られたくなかった”と釈明し、許しを得る。一方、ゾーイはレニーとの関係が発展する。
同じ頃、クーパーはサム本人に、自分が彼の恋人レシーと寝たことを明かし、怒ったサムは、レニーに殴られてまだ治ったばかりであるクーパーの鼻を殴る。その後始末で、アカライタスはサムを観察処分で済ますことに。そんなアカライタスは誰かが院内でタバコを吸っていると察知し、捜索を開始。天井裏では自称・神様がタバコを吸っていた。
クーパーを殴った件でヤケを起こしたサムは酒を呑んで泥酔。洗面所で彼を見つけたジャッキーは、彼に処置をしてかくまってやる。そしてジャッキーは自分にまだ未練があるエディに声をかけられるが、意味深にキスをして彼のもとから離れる。
ジャッキーにクスリを盗まれた男性ビルがまたも病院を訪れ、ついにジャッキーを見つける。ビルは12、000ドル分のクスリを返せとジャッキーに迫るが、危機一髪のところでソーがビルを倒してジャッキーを救う。
ケヴィンはジャッキーが置き忘れた鍵から私書箱を見つけ、大量のクスリの請求書を発見。今まで嫌いだったオハラにそのことを相談し、2人はジャッキーがクスリのために色々とウソをついてきたと推測。ジャッキーが帰宅すると、ケヴィンとオハラが待ち構えていて、ジャッキーがクスリに依存しているのかと追及。追い詰められたジャッキーはバスルームに閉じこもって鏡を見つめる。“私はジャッキー。薬物依存症です。くそ喰らえ”。

【今回の診断書】
「ナース・ジャッキー」第2シーズンの最終回、いかがでしたか。筆者が感動的だったのは前半、ジャッキーがとうとう自分の思いのたけをケヴィンにぶつけたくだり。ジャッキー役のイーディ・ファルコの熱演もあり、大いに同情して涙が出そうになりました。もっとも事態がそれだけに収まらないのが「ナース・ジャッキー」イズムでしょう。第1話が浜辺で幕を開け、今回のクライマックスにも浜辺の場面(ジャッキーの心象風景)があって、まるできれいに一周してつながったかのような演出も冴えていました。
筆者が気づいた範囲で書き並べると、●ジャッキーはこのままクスリへの依存を止められるのか、●ジャッキーと夫ケヴィンや娘たちとの関係はどうなるのか、●ジャッキーとエディの関係は、●オハラと恋人との関係は、●ゾーイとレニーの関係は、●ジャッキーがクスリを盗んだ相手ビルは何者なのか(連れていた女性からいって犯罪者ということはさすがに無いと思いますが)、●クーパーの自意識過剰はどうなるのか、●ソー(今回ビルからジャッキーを守ろうとしてビルを倒してから“いいよね、友達じゃないよね”とジャッキーに聞いたのは大爆笑シーン)の糖尿病はどうなるのか、●アカライタスは病院の財政問題も含め、このままでキレないのか、など、新たに山盛りの問題を残したと思います。全米では3月28日から第3シーズンが放送中(またスティーヴ・ブシェミが監督をしたエピソードも!)。筆者もファンとしてWOWOWでのオンエアが待ち切れません。
それと今回面白かったのは、ストーリーと関係なく、ソーに促されたジャッキーがタップダンスを踊る場面。恐らくジャッキーの心境を描いたと思われる、強烈な場面です。
さて「ナース・ジャッキー2」のブログはここまで。続く第3シーズンもWOWOWでたくさんのファンと見られることを祈りつつ、また会える日まで。さようなら。
【ラストにかかった曲】
女性のロック・ミュージシャン、メリッサ・エスリッジ(Melissa Etheridge)が2010年に発表したアルバム“Fearless Love”に収録された“Nervous”。「ナース・ジャッキー」を意識して作られた曲なのか、ネットで映像を検索すると、エスリッジがジャッキー役のイーディ・ファルコ本人と共演したPVが見つかりますよ。

2011.5.29|エピソード|コメント(4)トラックバック(0)

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コメント

シーズン2でユーモア満載なこの番組がもっと好きになりました♪シーズン3,楽しみです!!

投稿: Jessica | 2011年5月29日 (日) 19時42分

ジャッキーとソーのタップシーンは、ジャッキーの心情と共にサムの泥酔状態での妄想が絡み合ったシーンかと思えば、ソーの靴にはタップアイテムが残っていて。なんだかこの間までやっていたツインピークスのよう。ナースジャッキーは時々意味深なトリップ状態の夢のシーンが出てくるのでそれを読み解くのも楽しいです。

投稿: spectre | 2011年5月31日 (火) 02時20分

エンディングの後に、日本語版制作スタッフの紹介・・・というか日本版のエンディングが流れますよね、その時にかかる曲の曲名とアーティストを教えてください。

投稿: ちょび | 2011年6月 2日 (木) 19時44分

Season2も大変楽しませて頂きました〜(^O^)
オールセインツの魅力的なスタッフ達とジャッキーと家族達の今後の展開が気になるところ。
オハラ先生のジャッキーに対する愛がなんともいじらしくて(:_;)
WOWOWさんのドラマは吹き替えも完璧なキャストで嬉しいです。
特にアカライタスの声優さんには何度も笑わせて頂きました(笑)
Season3も決まったという事で、いつ始まるのかワクワクしながら待ってます!
またSeason1から一挙放送して頂けるのでしょうか?
モーモーよ再び!

投稿: ふぁん | 2011年6月 5日 (日) 04時07分

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