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Writers プロフィール

池田敏
アメリカTV・映画ライター。映画誌・TV誌に寄稿し、「これが面白い! 海外テレビドラマ ベスト・テン2011-2012」(キネマ旬報社)で監修・企画協力をつとめた。


3月14日(木)S4#7「こんにちはお父さん」“Day of the Iguana”

7

【STORY】
病院。ソー、クーパーに向かって恋人に別れを告げるような言葉。そばにはゾーイ。彼女がレニーにどう別れを告げるか、うまい文句を研究していたのだ。クーパーは自分の経験(第3シーズン最終回)から「結婚式のドタキャンは最悪」といい、早くレニーに明かしたほうがいいとアドバイスする。
ジャッキーはケヴィンとの裁判のため、オハラの友人の弁護士ローレルを味方につけることに。形勢は不利だというローレルは、ジャッキーが職場でクスリの誘惑にさらされていることも問題視。好感度を上げるため、できるだけ依存症の会に出席して証明書をもらえといい、さらには大物に自分をほめる紹介状を書いてもらい、ケヴィンが保護者失格だと証明できればなおいいというが、ジャッキーにあてはない。
病院に戻ったジャッキーはクルスに呼び出されるが、息が苦しそうなクルスは花粉症だといい、ジャッキーに家庭のことを職場に持ち込むなと注意。しかしクルスが息が苦しそうなことを隠すのを手伝ったジャッキーは、「貸しがひとつできた」と告げる。
心臓病の患者が病院へ。彼はアカライタスの元同僚のディックで、認知症でもあった。ディックは初の男性ナースで、アカライタスは当時彼に好意を抱いていたようだ。しかしディックは今が1974年で、自分がまだナースだと思い込んでいた。ジャッキーはサムをディックに付き添わせるが、ナース服を着たディックはサムと一緒に働き出してしまう。
イグアナを棚に戻そうとして椅子の上に立ったが転んで捻挫した理科教師、デイヴをレニーが搬送してくる。だがナースたちがデイヴを担架(ストレッチャー)からベッドに移そうとした際、デイヴは床に落ちてしまう。デイヴの頭部に出血が見つかって大騒ぎに。クルス、クーパーにデイヴを落としたことは絶対に認めるなと命じ、ナースたちにも同様に命じる。デイヴ、自分が落とされたのに誰も謝罪しないと不満だが、ひとりディックだけが彼に謝る。デイヴ、納得し、娘がディックを迎えに来る。
依存症の会に出席したジャッキーと今日が18歳の誕生日だというチャーリー。いきなりチャーリー、スムージーをそばにいた男性にかけてしまい、ジャッキーと共に追い出される。出席のサインを貰えなかったジャッキー、チャーリーを叱るが、彼女がクスリが入ったスムージーを口にしたので止めようとしたと説明。呆れて立ち去るジャッキー。
オハラ、エディの目を診察。そこへ来たジャッキーに、エディの目はケヴィンに殴られたせいで傷ついたという。まるで離婚裁判で使える材料だと言いたげなオハラ。
病院の教会。ゾーイ、レニーに「1人でパリに行きたい」とウソを言って指輪を彼に返すが、レニー、あっさりと受け取る。
ジャッキー、意を決して人物紹介状の件をクルスに頼むが、クルスは承諾する。
そこへ電話が。ジャッキー、何かやって警察に連れて行かれたチャーリーの身元引受人代わりになってやり、タクシーで彼を家に送るが、彼の自宅でクルスと出くわす……。

【今回の診断書】
今回の「ナース・ジャッキー」も面白かったですね。ついに、という衝撃的なクライマックスもそうですが、登場人物のほぼみんなに見せ場がありました。
加えて、ゲスト・キャラのディックが最高でした。後で解説しますが、本当に今が1974年だと誤解している感じがたっぷりで、クルスのネクタイが細いという指摘も(それを聞いたソーの「太いほうがいい」という意味深なコメント!)、1970年代のネクタイはもっと太かったからです。それでいてアカライタスとの別れ際のやり取りは感動的でした。
ゾーイのウソも凄かったですし、まだ保父になる気まんまんのクーパーに対し、オハラがその好意を受け入れたのも今後が気になります。
それにしても米国の弁護士は凄いですね。1時間で750ドルの相談料って。クルスが離婚を2回もしているという情報と合わせて、やっぱり米国の離婚って凄いなと。そう考えるとゾーイの判断は正しかったのかも?
さて、次回はどうなるでしょう。今から楽しみです!

【エピソード原題の“Day of the Iguana”】
映画「イルカの日」(原題“The Day of the Dolphin”)に引っかけたシャレでないかとパッと思いついたのですが、すみません、裏を取れませんでした。

【「恋愛専科」】
今が1974年だと思い込んでいるディックの台詞に登場したTV番組。原題は“Love, American Style”。1969~1974年に全米ABCネットワークで放送。毎週、異なるカップルを描いたドラマです。ディックは確かに今が1974年だと思い込んでいますね。ちなみに登場人物が毎回異なるドラマのことを米国では「アンソロジー」といいます。

【「セルピコ」】
エディの薬剤室を映画館の切符売場と誤解したディック。アル・パチーノ主演のこの映画は1973年12月に全米公開され、翌年にかけてヒット。やはりディックは今が1974年だと思っています。

2013.3.14|エピソード|コメント(0)トラックバック(0)

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