• ナース・ジャッキー4|WOWOWオンライン

海外ドラマNAVI

WEEKLY NEWS

COLUMN

About ナース・ジャッキーについて

Category カテゴリー

Writers プロフィール

池田敏
アメリカTV・映画ライター。映画誌・TV誌に寄稿し、「これが面白い! 海外テレビドラマ ベスト・テン2011-2012」(キネマ旬報社)で監修・企画協力をつとめた。


3月21日(木)S4#8「解雇」“Chaud & Froid”

8

【STORY】
チャーリーとクルスの家。意識を失ったチャーリーをバスルームに担ぎ込んだ父親クルスは、ジャッキーにシャワーの水を出させるが、お湯が出てきてびっくり。目を覚ますチャーリー。彼と施設にいたことがクルスにバレたジャッキーだが、チャーリーが父親にもう一度施設に入るからジャッキーをクビにするなと約束させたおかげで、ジャッキーは解雇を免れる。ジャッキーと父親に見送られ、チャーリーは5度目の施設入りをする。それでもクルスは、まだジャッキーを許せない。
病院。エアコンが故障し、暑い室内。チャーリーがバラしたせいで、ジャッキーに薬を融通していたことがクルスに知られたエディは解雇を言い渡される。また、過去の防犯カメラの映像から、アカライタスがジャッキーの尿検査のサンプルを捨てていたことが明らかに。クルスは、わざわざジャッキーの目の前でアカライタスにも解雇を言い渡す。ジャッキーは自分をクビにしろと彼女をかばうが受け入れられない。アカライタスは解雇を受け入れる。そんなエディはケヴィンの弁護士に呼び出され、供述をさせられる。病院に戻ったエディはジャッキーにそのことを告げるが、ケヴィンに殴られた時、その場に子供たちもいたという。彼女に味方すると言いたげだ。
かつて夫の入院(第1シーズン第3話)に付き添ったジンバーグ夫人が、1週間前から喉が痛いと言う。オハラから扁桃腺の問題と聞いた夫人は、87歳なのに全摘手術を受けると志願。子供たちと離れて暮らし、夫も世を去ったからこそ、前向きなようだった。
オハラは、妊娠のエコー検診に付き合うようジャッキーに頼むが、クルスが気になるという彼女の意思を尊重し、別の相手を捜すが見つからない。オハラはクーパーに同行を頼むことに。しかも出産立会人の補欠に彼を加えてあげてもいいという。喜ぶクーパー。
帰宅したジャッキーとゾーイ。そこへ弁護士からエディの件を聞き、怒鳴り込んで来たケヴィン。ジャッキーはアパートの防犯カメラの映像が証拠になると反論すると共に、どちらも負けだからと親権争いをやめようと彼に訴え、彼も躊躇する。そんなケヴィンが出て行った後、その場に居合わせたゾーイは、居候をやめて出て行くと言い出す。このまま同居していたら、ジャッキーが見せたくない部分まで見てしまいそうだという。だが依存症に逆戻りしたくないジャッキーは、ゾーイにまだここにいるよう頼む……。

【今回の診断書】
また今回も急展開でした、「ナース・ジャッキー」。個人的に、ジャッキーがチャーリーの件を利用してクルスに対抗するのかと予想しましたが、やはり攻撃的でないジャッキー(これまでの色々なアイディアも実は自分からの攻撃ではなかったはず)、むしろここぞとばかりにメスを振るいだしたクルスがアカライタスとエディを解雇するという意外な顛末にドキドキしました。それにしてもクルス、最近は実はいい人物だったと思わせておいて、やっぱり怖い。そして、ケヴィンも番組初期とは打って変わって、最近は怖い。あらためて思うのは、このドラマはやはり女性の味方だなと。その点ブレていません。
男の怖さが今回重要なのは、ゾーイが家から出ていくと言い出す終盤につながります。でもジャッキーは彼女にい続けてほしいという。エピソード全体は波乱の展開でしたが、最後は女性同士の友情を感じさせてニクいなぁと思わされました。
もっとも、そんなゾーイですが、レニーとは揉めることなく別れることになった様子。朝から銀行に並んで手に入れた30ユーロをレニーに渡し、「いつもここにいるよ」と映画の「E.T.」を真似るゾーイですが、周囲は「吐きそう」と苦笑いしてました。さて、そんなレニー、ギリシャに行くと言っていましたが、どうなるのでしょう。
今までの「ナース・ジャッキー」、各シーズンは全12話でしたが、今シーズンは残念ながら全10話。その分、密度が濃いとはいえ、残る2話はどうなるのか。ご期待を!

【スザンヌ・ファレルとルディ・ガリンド】
ソーが糖尿病を克服したと紹介した人たちですが、いずれも実在します。ファレルのほうは、ニューヨーク・シティ・バレエ団のプリマでしたが1989年に引退。ガリンドのほうは元フィギュアスケート選手で、現在はプロスケーター。私が調べたところ、糖尿病の裏は取れませんでしたが、ソーがミュージカルだけでなくバレエやフィギュアスケートも好きというのが微笑ましいですね。

【「食べて、祈って、恋をして」】
レニーがゾーイに借りていた本。正確な邦題は「食べて、祈って、恋をして 女が直面するあらゆること探求の書」で、ジュリア・ロバーツが主演した映画版のタイトルは「食べて、祈って、恋をして」だけ。著者エリザベス・ギルバートが世界各地をめぐった経験の回想録ですが、この本ではギリシャのことは描かれないのに、レニーがギリシャに行くと言い出したのが妙で面白いです。

2013.3.21|エピソード|コメント(0)トラックバック(0)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/565304/57001788

この記事へのトラックバック一覧です: 3月21日(木)S4#8「解雇」“Chaud & Froid”:

コメント

コメントを書く