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About ナース・ジャッキーについて

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Writers プロフィール

池田敏
アメリカTV・映画ライター。映画誌・TV誌に寄稿し、「これが面白い! 海外テレビドラマ ベスト・テン2011-2012」(キネマ旬報社)で監修・企画協力をつとめた。


3月28日(木)S4#9「責任者は誰?」“Are Those Feathers?”

9

【STORY】
ジャッキーの自宅。アカライタスとエディが招かれ、朝食会に。エディは犬を飼うといい、アカライタスはいずれ解雇されると思っていたと語り、2人とも落ち込んでなさそうだが、申し訳ないジャッキーはクルスを許せない。そこへ来たフィオナは、姉グレースがストライキ中だという。ジャッキーが部屋に行くと、グレースは公立の学校に行きたいと訴え、今の学校に行きたくないと駄々をこねる。ジャッキー、自分だって病院に行きたくないが行かなきゃいけないと説得。反論できないグレース。
病院。アカライタスたちの解雇を受け、ゾーイたちは2人のためのカンパを募集すると共に、喪章を付けてクルスへの不満を露わに。だが、ジャッキーは「これ以上解雇者を出したくない」と、皆におとなしくするよう告げる。クーパー、カンパの瓶の似顔絵を見て不謹慎にも大笑いするが、ジャッキーから彼らの解雇を知らされると深刻な表情に。久しぶりにトゥレット症候群が出て、ジャッキーの胸を触ってしまう。
この日は他の病院から回された患者もいて、全員が大忙しに。初の偏頭痛だという女性トーシャが、くも膜下出血と判明。すぐに手術が決まるが、そこへトーシャの父親から電話が。道で転んで別の病院に運ばれ、迎えが必要だという。帰ろうとするトーシャを止めるジャッキー。妻を亡くしたばかりである父が心配なトーシャ。ジャッキーはクルスに相談するが、業務外と拒まれる。ジャッキーはゾーイにトーシャに父を迎えに行かせる。
アカライタスとエディは退職者面接を受けるが、退職金は予想以上に多かった模様。とはいえ、病院を去るのは寂しい。屋上ではヘリポートを作る工事が行われていたが、建物の電気の配線がひどいため、業者はこれ以上できないと言い、工事は中断へ。それを知ったジャッキー、病院近くに住む自称“神”を屋上に連れて行き、屋上をキャンバス代わりに絵を描いていいと告げる。
いよいよ腰が痛くなるほどお腹が大きくなったオハラだが、子供の父親(精子提供者)が自分と同じキャンプに行っていたとクーパーが知ったため、父親を知られたくないと取り乱す。オハラ、ジャッキーを相手に泣いてしまうが、そんな彼女の心配をよそにクーパーは出産前祝いのパーティ、ベビーシャワーをやろうと言いだす。
町でゾーイがトーシャの父親をストレッチャーで運んでいるところを、クルスに見つかってしまう。怒ったマイクは喘息の発作を起こしながらもナースたちを見張ると言う。しかし患者はあふれ返り、ジャッキーは待ちくたびれて抗議したい患者たちの相手をクルスにさせ、自分でERを仕切り始める。クルスが倒れそうになって消えた後、別の患者が怒り始める。ジャッキーは宣言する、「私が責任者」と。

【今回の診断書】
今シーズンの最終話まであと2話となった「ナース・ジャッキー」。アカライタスとエディが解雇された前回を受け、患者も多いという中、ちょっと緊張したムードがありました。それにしてもクルス、ジャッキーに「依存症だからどうせ自滅する」と残酷なことを言うなど、一時期は優しくなったかと思えば、病院に来た頃に戻ったようです。
とはいえ、そこは優れたバランス感覚を持つこのドラマらしく、笑える趣向もふんだんでした。まずアカライタス、携帯で写真(画像)が見られることを知らないなんて、どれほどアナログなんでしょう。クーパーもついにクルスに怒りだすようになりましたが(遅い、という表情をジャッキーも見せましたが)、それにしても「僕が副操縦士なら」という例えはヘンでしょう。トンカ・ベアー・キャンプの歌を振り付きで歌い出したあたりもクーパーらしいですね。それと自称“神”(演じるのはスティーヴ・ブシェミの弟マイケル)が第3シーズン第7話以来の再登場。病院の前、路上に描いた絵はとても上手でびっくりしました。屋上でどんな絵を描くのか、気になりますね。
また、ついにオハラの父親(精子提供者だった!)が判明。ジャーナリスト・山男・身長183cm、緑色の目で理想的、だったそうですが、そんなに知られたくないとは。
では次回「ナース・ジャッキー4」最終話もお楽しみに!

【トーシャ役のサイーダ・アーリカ・エクローナ】
米国で多数の映画・ドラマに出演しているバイプレイヤー。今回は患者役ですが、プロ初仕事は「SEX AND THE CITY」でのナース役だったとか。

2013.3.28|エピソード|コメント(0)トラックバック(0)

3月21日(木)S4#8「解雇」“Chaud & Froid”

8

【STORY】
チャーリーとクルスの家。意識を失ったチャーリーをバスルームに担ぎ込んだ父親クルスは、ジャッキーにシャワーの水を出させるが、お湯が出てきてびっくり。目を覚ますチャーリー。彼と施設にいたことがクルスにバレたジャッキーだが、チャーリーが父親にもう一度施設に入るからジャッキーをクビにするなと約束させたおかげで、ジャッキーは解雇を免れる。ジャッキーと父親に見送られ、チャーリーは5度目の施設入りをする。それでもクルスは、まだジャッキーを許せない。
病院。エアコンが故障し、暑い室内。チャーリーがバラしたせいで、ジャッキーに薬を融通していたことがクルスに知られたエディは解雇を言い渡される。また、過去の防犯カメラの映像から、アカライタスがジャッキーの尿検査のサンプルを捨てていたことが明らかに。クルスは、わざわざジャッキーの目の前でアカライタスにも解雇を言い渡す。ジャッキーは自分をクビにしろと彼女をかばうが受け入れられない。アカライタスは解雇を受け入れる。そんなエディはケヴィンの弁護士に呼び出され、供述をさせられる。病院に戻ったエディはジャッキーにそのことを告げるが、ケヴィンに殴られた時、その場に子供たちもいたという。彼女に味方すると言いたげだ。
かつて夫の入院(第1シーズン第3話)に付き添ったジンバーグ夫人が、1週間前から喉が痛いと言う。オハラから扁桃腺の問題と聞いた夫人は、87歳なのに全摘手術を受けると志願。子供たちと離れて暮らし、夫も世を去ったからこそ、前向きなようだった。
オハラは、妊娠のエコー検診に付き合うようジャッキーに頼むが、クルスが気になるという彼女の意思を尊重し、別の相手を捜すが見つからない。オハラはクーパーに同行を頼むことに。しかも出産立会人の補欠に彼を加えてあげてもいいという。喜ぶクーパー。
帰宅したジャッキーとゾーイ。そこへ弁護士からエディの件を聞き、怒鳴り込んで来たケヴィン。ジャッキーはアパートの防犯カメラの映像が証拠になると反論すると共に、どちらも負けだからと親権争いをやめようと彼に訴え、彼も躊躇する。そんなケヴィンが出て行った後、その場に居合わせたゾーイは、居候をやめて出て行くと言い出す。このまま同居していたら、ジャッキーが見せたくない部分まで見てしまいそうだという。だが依存症に逆戻りしたくないジャッキーは、ゾーイにまだここにいるよう頼む……。

【今回の診断書】
また今回も急展開でした、「ナース・ジャッキー」。個人的に、ジャッキーがチャーリーの件を利用してクルスに対抗するのかと予想しましたが、やはり攻撃的でないジャッキー(これまでの色々なアイディアも実は自分からの攻撃ではなかったはず)、むしろここぞとばかりにメスを振るいだしたクルスがアカライタスとエディを解雇するという意外な顛末にドキドキしました。それにしてもクルス、最近は実はいい人物だったと思わせておいて、やっぱり怖い。そして、ケヴィンも番組初期とは打って変わって、最近は怖い。あらためて思うのは、このドラマはやはり女性の味方だなと。その点ブレていません。
男の怖さが今回重要なのは、ゾーイが家から出ていくと言い出す終盤につながります。でもジャッキーは彼女にい続けてほしいという。エピソード全体は波乱の展開でしたが、最後は女性同士の友情を感じさせてニクいなぁと思わされました。
もっとも、そんなゾーイですが、レニーとは揉めることなく別れることになった様子。朝から銀行に並んで手に入れた30ユーロをレニーに渡し、「いつもここにいるよ」と映画の「E.T.」を真似るゾーイですが、周囲は「吐きそう」と苦笑いしてました。さて、そんなレニー、ギリシャに行くと言っていましたが、どうなるのでしょう。
今までの「ナース・ジャッキー」、各シーズンは全12話でしたが、今シーズンは残念ながら全10話。その分、密度が濃いとはいえ、残る2話はどうなるのか。ご期待を!

【スザンヌ・ファレルとルディ・ガリンド】
ソーが糖尿病を克服したと紹介した人たちですが、いずれも実在します。ファレルのほうは、ニューヨーク・シティ・バレエ団のプリマでしたが1989年に引退。ガリンドのほうは元フィギュアスケート選手で、現在はプロスケーター。私が調べたところ、糖尿病の裏は取れませんでしたが、ソーがミュージカルだけでなくバレエやフィギュアスケートも好きというのが微笑ましいですね。

【「食べて、祈って、恋をして」】
レニーがゾーイに借りていた本。正確な邦題は「食べて、祈って、恋をして 女が直面するあらゆること探求の書」で、ジュリア・ロバーツが主演した映画版のタイトルは「食べて、祈って、恋をして」だけ。著者エリザベス・ギルバートが世界各地をめぐった経験の回想録ですが、この本ではギリシャのことは描かれないのに、レニーがギリシャに行くと言い出したのが妙で面白いです。

2013.3.21|エピソード|コメント(0)トラックバック(0)

3月14日(木)S4#7「こんにちはお父さん」“Day of the Iguana”

7

【STORY】
病院。ソー、クーパーに向かって恋人に別れを告げるような言葉。そばにはゾーイ。彼女がレニーにどう別れを告げるか、うまい文句を研究していたのだ。クーパーは自分の経験(第3シーズン最終回)から「結婚式のドタキャンは最悪」といい、早くレニーに明かしたほうがいいとアドバイスする。
ジャッキーはケヴィンとの裁判のため、オハラの友人の弁護士ローレルを味方につけることに。形勢は不利だというローレルは、ジャッキーが職場でクスリの誘惑にさらされていることも問題視。好感度を上げるため、できるだけ依存症の会に出席して証明書をもらえといい、さらには大物に自分をほめる紹介状を書いてもらい、ケヴィンが保護者失格だと証明できればなおいいというが、ジャッキーにあてはない。
病院に戻ったジャッキーはクルスに呼び出されるが、息が苦しそうなクルスは花粉症だといい、ジャッキーに家庭のことを職場に持ち込むなと注意。しかしクルスが息が苦しそうなことを隠すのを手伝ったジャッキーは、「貸しがひとつできた」と告げる。
心臓病の患者が病院へ。彼はアカライタスの元同僚のディックで、認知症でもあった。ディックは初の男性ナースで、アカライタスは当時彼に好意を抱いていたようだ。しかしディックは今が1974年で、自分がまだナースだと思い込んでいた。ジャッキーはサムをディックに付き添わせるが、ナース服を着たディックはサムと一緒に働き出してしまう。
イグアナを棚に戻そうとして椅子の上に立ったが転んで捻挫した理科教師、デイヴをレニーが搬送してくる。だがナースたちがデイヴを担架(ストレッチャー)からベッドに移そうとした際、デイヴは床に落ちてしまう。デイヴの頭部に出血が見つかって大騒ぎに。クルス、クーパーにデイヴを落としたことは絶対に認めるなと命じ、ナースたちにも同様に命じる。デイヴ、自分が落とされたのに誰も謝罪しないと不満だが、ひとりディックだけが彼に謝る。デイヴ、納得し、娘がディックを迎えに来る。
依存症の会に出席したジャッキーと今日が18歳の誕生日だというチャーリー。いきなりチャーリー、スムージーをそばにいた男性にかけてしまい、ジャッキーと共に追い出される。出席のサインを貰えなかったジャッキー、チャーリーを叱るが、彼女がクスリが入ったスムージーを口にしたので止めようとしたと説明。呆れて立ち去るジャッキー。
オハラ、エディの目を診察。そこへ来たジャッキーに、エディの目はケヴィンに殴られたせいで傷ついたという。まるで離婚裁判で使える材料だと言いたげなオハラ。
病院の教会。ゾーイ、レニーに「1人でパリに行きたい」とウソを言って指輪を彼に返すが、レニー、あっさりと受け取る。
ジャッキー、意を決して人物紹介状の件をクルスに頼むが、クルスは承諾する。
そこへ電話が。ジャッキー、何かやって警察に連れて行かれたチャーリーの身元引受人代わりになってやり、タクシーで彼を家に送るが、彼の自宅でクルスと出くわす……。

【今回の診断書】
今回の「ナース・ジャッキー」も面白かったですね。ついに、という衝撃的なクライマックスもそうですが、登場人物のほぼみんなに見せ場がありました。
加えて、ゲスト・キャラのディックが最高でした。後で解説しますが、本当に今が1974年だと誤解している感じがたっぷりで、クルスのネクタイが細いという指摘も(それを聞いたソーの「太いほうがいい」という意味深なコメント!)、1970年代のネクタイはもっと太かったからです。それでいてアカライタスとの別れ際のやり取りは感動的でした。
ゾーイのウソも凄かったですし、まだ保父になる気まんまんのクーパーに対し、オハラがその好意を受け入れたのも今後が気になります。
それにしても米国の弁護士は凄いですね。1時間で750ドルの相談料って。クルスが離婚を2回もしているという情報と合わせて、やっぱり米国の離婚って凄いなと。そう考えるとゾーイの判断は正しかったのかも?
さて、次回はどうなるでしょう。今から楽しみです!

【エピソード原題の“Day of the Iguana”】
映画「イルカの日」(原題“The Day of the Dolphin”)に引っかけたシャレでないかとパッと思いついたのですが、すみません、裏を取れませんでした。

【「恋愛専科」】
今が1974年だと思い込んでいるディックの台詞に登場したTV番組。原題は“Love, American Style”。1969~1974年に全米ABCネットワークで放送。毎週、異なるカップルを描いたドラマです。ディックは確かに今が1974年だと思い込んでいますね。ちなみに登場人物が毎回異なるドラマのことを米国では「アンソロジー」といいます。

【「セルピコ」】
エディの薬剤室を映画館の切符売場と誤解したディック。アル・パチーノ主演のこの映画は1973年12月に全米公開され、翌年にかけてヒット。やはりディックは今が1974年だと思っています。

2013.3.14|エピソード|コメント(0)トラックバック(0)

3月7日(木)S4#6「ゾーイの乙女心」“No-Kimono-Zone”

6

【STORY】
病院。ジャッキーが自分の席の引き出しを開けると、1錠の青いクスリ。飲み込む彼女の背後にクルスが忍び寄り、彼女の両肩に両手を置く。「やめるはずでは」という彼に、いきなり熱いキスをするジャッキー……。それは病院で仮眠していたジャッキーの夢だった。現れたオハラのお腹はすっかり大きくなったが、起きたジャッキーに「本当にクスリを飲んでクルスとセックスした」と告げる……。が、それもジャッキーの夢だった。自宅のキッチンでは、ルームメイトになったゾーイが日本の着物姿でいる。「キッチンは着物禁止ゾーン」というジャッキーだが、グレイスとペイトンにお弁当を渡して見送ったゾーイは、レニーにもらった婚約指輪をジャッキーに見せ、嬉しそうな表情を浮かべる。
出勤前、病院の前で話すジャッキーとオハラ。妊娠して我慢するものが増えたというオハラに、ジャッキーは夢でクルスとセックスしたと明かす。そこへケヴィンの弁護士から娘たちの親権を争うと電話で連絡が。オハラ、落ち込むジャッキーの肩を抱き寄せる。
席に着いたジャッキーだが、引き出しにクスリはない。彼女の両肩にクルスが両手を置き、来いという。クルスはオフィスでジャッキーに個人記録を見たが、20年で1件も苦情がないどころか、一切のデータが消えているという。クルスはジャッキーを疑っているようだが、そこへ別の病院から患者が。重さ400キロの金庫が足に落ちた男性だ。前の病院はその足の切断すると診断したが、クルスは何とか切断を回避したいという。
赤ちゃんを預ける保母の候補を探すオハラ。そこへ現れたクーパーは、オハラのお腹を赤ちゃんが蹴ったことに気づき、お腹の赤ちゃんに声をかけ始める。やめさせるオハラ。どうやらクーパーは保父になりたいようだ。
病院には、ホルモンの投与で女性になった患者ロナが来る。ホルモンの副作用で肝炎になっているとオハラは診断し、飲み薬を禁じる。男性に戻るなら死んだほうがマシといい、退院しようとするロナを引きとめるジャッキー。そこに突然現れたアカライタスは、性転換専門の医療センターをロナに教える。また、保険証の名前は本名のマークなので支払い義務は3200ドルになると指摘すると共に、ロナの名前だと保険は使えないが支払い義務もないといい、どちらにするか慎重になれといい、ロナは「自分はロナだ」と答える。
ジャッキーを心配するアカライタスだが、データのことは知らないという。ロナの問題をエディに質問したジャッキーは、彼から最近どうだと尋ねられ、ケヴィンに訴えられたと明かす。エディが先日、ジャッキーが使った薬をケヴィンに教えてしまったことを告白すると、ジャッキー、激怒する。
指輪を失くしたと気づいたゾーイはパニックで、必死に指輪を捜す。ジャッキーは手伝うが、机の下から1錠のクスリを発見。指輪はクーパーが見つけ、ゾーイは彼を抱きしめる。ジャッキー、エディのオフィスの専用箱にクスリを捨てようとするが、結局は思いとどまる。高価なハイヒールがずらりと並ぶ、オハラの部屋。ジャッキー、ケヴィンが親権だけでなく家の所有権も主張し、しかも裁判で自分は不利だとグチる。薬をやめてから悪いこと続きだと嘆くが、オハラは強く否定。ジャッキーがクスリを見せるとオハラ、聖母マリアのネックレスとシャネルの服・靴と交換させる。聖母マリアに祈るジャッキー。

【今回の診断書】
最初の“二段・夢オチ”からして楽しくなると思いきや、後半に行くにつれて大変なことになっていった「ナース・ジャッキー」。ラストは少し希望を感じさせましたが、ジャッキーとオハラ(やはり彼女は心強いながら)は当分大変な事態が続きそうです。筆者が本作が好きなのは、常に幸福と不幸が同居しているからとあらためて感じましたね。
だからか、ジャッキーとオハラ(合計50万ドル相当の靴を所有!)以外の面々にもユニークな見せ場が。筆頭は邦題にも名前が入ったゾーイでしょう。引き続いてジャッキーの娘たちと仲がいいのはともかく、いきなり日本の着物姿でびっくり。ジャッキーに対し、いつも以上に面倒くさそうな発言を連発。ところが終盤、レニーと婚約したのを後悔しているような模様……。気になります!
他のキャラも、患者に優しい面を見せ始めたクルス、ロナのベッドにカーテンをがばっと開いて入ってきて、「この道30年で福祉には詳しい」と言ったアカライタス(カッコいい!)、名字がヒルトン(絶対にパリス・ヒルトンの影響!)というロナもよかったです。あと、「スペイン語は職場で覚えた」のはジャッキー・トリビアに追加しましょう!

【当エピソードの原題「着物禁止ゾーン(No-Kimono-Zone)」】
これは筆者の想像ですが、作り手たちは日本の女性がおしとやかで従順というイメージを持っているんじゃないかと。その解釈自体、ポジティブでもネガティブでもあってOKとするなら、女性キャラ陣の動揺や戸惑いを描いた今回にふさわしかったと思います。居場所を失った女性たち、なんでしょう。

【ロナ(マーク)役のMJ・ロドリゲス】
同姓同名の人が他にいなければ、存在感ある女優さん……ではなく男優さんです。プロとしての映像出演は今回が初めてのはず。先がけてオフ=ブロードウェイの舞台「レント」に出演。本作に出演した頃はまだ20歳だったようです。大抜擢に熱演で応えました。

2013.3. 7|エピソード|コメント(0)トラックバック(0)